さすがにアヒージョ

最愛の人が何人もいるタイプ

初めて嵐のコンサートに行った、札幌で。

 

2019年11月15日

私は札幌に嵐のコンサートを見に行った。

見た時の記憶、心の動きを保存しておく。

 

 

 

感謝カンゲキ雨嵐

オルゴールのようなやさしいイントロ

高みに5人のシルエット

目にした瞬間、涙が止まらなくなった。

びっくりするくらい勝手に涙が出てくる。

全身が、細胞が心より先に震えている。

 

 

 

 

Oh!yeah!

なんと嵐が近づいてきている!!!

見える!!肉眼で!!

そして青春時代の私よ聞こえていますか?

あのOh!yeahだよ

手あげろ!されたよ

 

 

 

 

言葉より大切なもの 

リーダーの声は澄み渡る

 

 

 

 

スタイリッシュな映像

なんとなくこれは相葉ちゃんのターン、I’ll be thereだと予感した。

一人一人のアップ、重厚である

どこまでも主導権を握り、傲然と構えた相葉ちゃん。

あくまでも優雅に嵐を翻弄する。

あきらめたように微笑み、消されるメンバー

まさか捕まえられるとは夢にも思わず、アッと気付く間も与えない。

 

マントのような、ケープのような衣装。

イントロ、劇的である

「隠されてる そう本当のやさしさ」の腰をクイクイする振付を凝視

 

La tormenta2004

ファン全盛期時代の自分が勢いよく目を覚ました。

ニノが歌う相葉ちゃんパート、知っているより低いトーン

嵐山が上 下に置く風

 

Breathless 渋い選曲だ 

Everything、誠実。

 

果てない空

サビは突如、ニノの独唱。

はっと胸を突かれる。

唯一、ニノの本当の声、気持ち、肉声とはこのこと。

深読みせざるを得ないくらい切実な歌声だった。

そんなはずないのに心を見たような。

 

翔ちゃんがスーツで出てきた。

ジャケットを脱ぐ すわSexyターンか!?と思うも、

ピアノだった。

 

この人の一貫性、ストイックな姿勢にはまったく有無を言わされることが許されない。

 

アオゾラペダル、なんていい歌詞なんだ。

綺麗な色を塗りすぎたみたい。白に戻れないけど明日を描こう。

嵐のこれまで、もう単純に語れることは一つもないくらい重層。

それでもいいよね、一つ一つは今でもあの場所で輝き続けてる。

大サビの翔ちゃんの野太くてかたい歌声が好きなんだけど、合唱だった。

煽動力がさすがの櫻井翔、頼もしい。

 

復活LOVE、好きだ。

そして大画面に現る生田斗真!!

このMV、歌の中の「僕」は斗真君で嵐はそれを包む世界全体の象徴、

ただ無常に流れる時だったり不変のままいられない二人の心そのものを嵐が体現してて、斗真と直接交わらないあの演出が好き。

 

Believe、ついに自分の核心を撃たれたような高揚。

特にこの櫻井のラップを聴けたことは、心の記念碑。

心中に眠っていたあの時の熱情が呼び覚まされて嵐が吹き荒れていて、その場にいるのに吹き飛ばされないよう必死だった。

 

Lucky Man、もう勘弁してくれという盛り上がり。

というか映像がラリッていて狂気。

絶対にキメてる人が作ったでしょって映像。

写実的な嵐のアニメーション、無限に分裂して行進してどんどん脱ぎ捨ててほかのメンバーに変態してく。

大笑いしちゃった、ぎょっとした。

 

夏疾風、このイントロいっつも和風総本家だか劇的ビフォアアフター

 

 

MCでは改めて「嵐」を実感できた。

あぁこの人たちのこのしゃべりっぷりが好きだったんだと。

 

燕尾服で現る何者。松潤だ。

突如出現した万雷のオーケストラ。音が押し寄せてくる。

タクトを振る松潤、ミッキーみたい、、、

歴代の松潤ドラマメドレー。なんてゴージャスなんでしょうか。

 

COOL&SOUL「そうあくまでタイトなパイオニア 最後に笑うぜ」

DISの過去から、王者の勝利宣言へ。

 

One Love、白いタキシードを着た5人。

完全に5人、結婚してる。

5人がそれぞれ嵐と結婚してる。

 

リーダーのソロダンス、一瞬で鳥肌。

畏怖の念すら感じた、こんな才能をずっと日常飼いならしてたのか彼は。

ただ者でない、神が宿ったようなダンスだった。

変化しつづけ肉体なんでただの容器だった。

大野智は淡々と自分を躍らせるままにしていた。

 

ここからは怒涛のダンスメドレー。

リーダー主演の曲はシリアスでミステリアスで、嵐が正装し戦闘してる。

研いだ爪出し牙をむく瞬間。

炎が頭上から降ってくる特効、これビビった。火が!!!

 

20年を振り返る映像で心が感動へ整えられる。

A・RA・SHIは当時のMVを再現した現在の彼らの映像、

リアルの彼らは当時の壁を従えて踊ってる。マジ最高だな、エモーショナルの臨界点に挑戦してるのか。

 

またも泣く。

 

Aday好き。閉塞感、冬の曇り空、キャッツアイ、ちょっと早めに準備しなと言いそびれるSomeday。

 

ハダシの未来、サクラ咲ケ、きっと大丈夫

はい見事心はロケット搭乗、旅立ちました。

サクラ咲ケ一番好きだったな。

 

Monster、リーダーが召喚される瞬間の高揚。

Troublemakerにワイルドアットハート、GUTS、容赦ない盛り上げだ。

ストイックなまでにテンションが上げられていく。

GUTS、円になってお互いの顔を見ながら踊っていて、あぁすばらしい。

君のうた、相葉ちゃん誠実。

 

ファイトソングなんか10年近く聞いてないのに完璧に覚えててさすが多感な時期に心血注いだもんは一生ものなんだと思い知る。楽しい。

ピカンチダブルもうれしかった。

 

Love so sweetとHappinessは嵐の国歌。

圧倒的きらめきと多幸感に包まれる。

楽しくてキラキラして明るい、健やかさこそ最強の武器な嵐。

 

 

あー嵐を好きでよかった。

青春を捧げた自分が報われた。

嵐に間に合ってよかった。

ありがとう、おめでとう、大好き以外の気持ちがなくなった。

 

すごいオーラと、好きになった時の親しみやすさが同居してて不思議だった。

神々しいのに近しい。

昔ディズニーシーで見たとき以外、嵐のコンサートって初めてだったから。

手とか振ってくれるんだ、こんな近くに来てくれるんだ、こんなに笑顔を向けてくれるんだ、って新鮮に感動した。

 

コンサートを振り返って思い出すのは相葉ちゃん。かっこよかった。輝いていた。翔担なのに、、、

 

制御型ペンライトも初めてだったし、とにかくテクノロジーがすさまじい最先端。

客席に文字が走っていく衝撃。

王道、覇道の強み。

五身一体となって歩んでここまで来れたことへの奇跡と感謝を皆が口にしていて眩しかった。5人が結婚していたから個人の結婚とかもうどうでもよくなった。

この人たちはそんな小さいことをしてるんじゃない。

 

楽しかった。私の青春にケリをつけられたし、これから止まるまで最後まで嵐を見届けたい。

嵐ありがとう、すごい幸せで楽しかった。