ジャニーズより西武の選手見てる時間の方が長い。
見慣れるって不思議。親近感が沸く段階を越えて、風景の一部へ。
造形への新鮮な感動はなくなる。
部屋に貼ってあるポスターも馴染み切って、かっこよさはもう感じない。
ウインクしているケンティーはかわいいばかりで、やっぱりもう昔の姿だ。
適度な見慣れが刺激になったこともある。
かつて与沢翼の「ぶち抜く力」という書籍の広告が電車に出ていた。
通勤で毎日見ているうちに「ぶち抜く力」というワードが染みついた。
会社について「ぶち抜く力」を考え、
仕事がノッてきたときに「ぶちぬく力」と思い、
テンパってるときも「ぶち抜く力」と心で再生された。
自信に満ち溢れた与沢翼の残像が脳裏に定着。
広告のたったワンショット、氏の姿が私を盛り立てた。
未だに彼が何で去万の富を築いたのかは知らない。
ただ激やせしたことと、奥さんが叶美香みたいなルックスの人であることは把握してる。
読まない啓発本に勇気づけられた日々。
ケンティーのかっこよさに沸いている時間よりも、
山川穂高の表情の愛くるしさに気を取られている時間の方が長い。
重岡くんについて思い出すよりも、外崎の今日の様子を眺める時間の方が長い。
ゆゆしきことだ。
今日は喜怒哀楽の重箱みたいな日だった。
極限が過ぎ去ると凪の状態が訪れる。
フル稼働していた神経が営業終了して露骨に眠気が襲う。
ドーナッツはパン屋のが一番。