比較的短いスパンで様子のおかしい人を立て続けに目撃したので、つくづく外出は刺激的である。
病院に行く時は大抵症状のピークを超えてるみたいだ。じっくりしげしげ眺められて「問題ありません。綺麗です。」
でも数日前は殴られたような痛みがあったのですが。動くたびにパキパキ音が鳴るんですが。
お風呂のお湯からふかした芋の匂いがする。
入浴剤でごまかそう。「かわいらしい香りです。効能:肩こり、腰痛、冷え性」本当かい?
湯に放った瞬間、甘ったるい香りが登場。
期待を込めて浸かる。
香る、まだ芋のにおい。
「何か落とされましたよ」
その場所で物を落とすのは二回目だ。
鬼門。
クッションを積んで枕を高くする。
見渡す私の部屋は非常に私のためだけに完璧な空間。
昼は軽めにしようとうどん屋に。
天ぷらはありますか?
はい、そちらに。
三つ取り分け、当初の目論見は崩れる。
湯漏れをよく湯切りしてからパンツ。
最も自分を理解してやれてる瞬間。
何をしたら私は喜べるんでしょう。
◦