さすがにアヒージョ

最愛の人が何人もいるタイプ

すり減るネイル(溺れるナイフではなく)

木曜日くらいになると、私の洗練された通勤パフォーマンス一つ一つを表彰してほしくなる。



ネイルを塗るのが少しずつうまくなっている。

3日でよれていたそれが次の週には傷も付かなくなっている。

薄くのばす。こんもりさせたらそれだけ傷つく。




このネイルのすりへりは一週間の私自身の消耗そのものだ。

ネイルは薄く張り巡らして少しずつたくましくなっていく日常への膜。




治癒力の向上はたくましくなる自分を祝いたくもなり、繊細な自分の衰退として物悲しくもあり、非常にむつかしい。