最高のシングル。
こんなにジャニーズWESTを好きになって、あとどれくらい好きになっちゃうんだろう。
ドラゴンドッグもプリンシパルの君へも曲だけでもずっと聴いていられる。かっこいい。かわいい。
○ドラゴンドッグ
驚かされた。しげめっちゃかっこいい。雄。漢。血に飢えた獣だ。あゝ荒野のような役のしげを見てみたい。スパーリングしているときの獲物を決して逃すまいと暴力に光る眼にゾクッとする。
そして神ちゃんのギター!!!聞いてないよ。いつの間にそんな実力派ギタリストになったんだ。
とりわけ痺れたのは
重岡「もっとギラギラ」ギター神山♪トゥールルルールルルン♪←極上のセッション
白眉は流星さんの童貞芋大学生から快感☆エクスタシーフェイスへの豹変。戦慄。
改めて流星さんに童貞役を振った冒険心溢れる采配に脱帽。
そして流星さん本来の雄の生態系頂点のフェロモンの発露にはっとさせられる。
そうだ、流星さんはカラオケも初めてじゃない。鼻血も出さない。私がかわいいと油断していた相手は紛れもなく東大4年生日本文学部の学ちゃんなんだ。藤井流星さんの俳優仕事に期待オンリー
○プリンシパルの君へ
かつてこれほどジャニーズWESTの曲でまばゆいきらめきを放ったものはあっただろうか、いや、ない。
リビドー溢れる飢えたドラゴンドッグから一転、このきゅるきゅるメルヘンサウンド。プリズムとしか言えない。
侮れない曲だ。のんちゃんのこれでもかというほどのきゅるボイス。もうピーチ。王子通り越して姫。
爽やか少女漫画アニメ(イメージ:だぁだぁだぁ)のオープニングのような期待に満ちた疾走感。間違いなく今日までの日々が一転するであろう出会いを確信させられる。
サビの振り付けは腕の大きな振りで躍動感あるフレッシュさが炸裂し、センターののんちゃんの長い手足が存分に映えている。
「大人は見えない夢の地図」なんててらいのない歌詞。アラサーのメンバーがいるグループに迷いなく与えられこの歌詞が断言する。「夢を託される限りアイドルから年齢の概念は奪い去られる」と。そうだよアイドルはファンタジー、メルヘン、現代に許された王子様なのだ。
衣装。最初ジャケ写見たときは「嘘だろ、このダサさは狂気。」と震えた。地方公演に励む演歌王子ユニットか?と思った。(WEST、演歌界の皆さん ごめんなさい)
アイドルもこぞってスタイリッシュ化し人類皆サカナクションしている現代日本に力強く放たれたアイドルクラシック衣装。このダサさに購入を決意したと言っても過言ではない。
ところがMV見ると衣装かーわいい~
この衣装、完全にアイドルアニメ。二次元からの逆輸入である。
「考えるな、燃えろ!!」衣装もWESTの熱血ぶりによく似合っていたが、
やっぱり好きな男の子たちがかわいいお衣装着させてもらえるのうれしい~
そうだよ、WESTの皆はすぐ「俺らこれでもアイドルなんかな笑」と自分たちを茶化すけど 魔法みたいに皆光ってるんだよ
関西終身が表題曲でここまで正統派王子様をまとえるのがうれし~(Ladyダイヤモンド衣装ファン)
チョッキがメンバーで柄違いなのがキュート。テディベアみたい。
リボンが
かみしげ:ひもリボン←私立ベローネ女学院~(ニュアンス)
あきと、濱ちゃん:ネクタイリボン
ツイン、淳太:蝶ネクタイ
と趣向が凝らされているのもいとおしい。かみしげってこうゆうときシルエットやイメージとしてペアになりやすいよね。サンリオキャラクターというか、ボーイフレンド的というか。かみしげForever.
間奏のタクト振り望かわいい
奏でられるWESTちゃんたちも総キュート。
最年少が指揮を執るというのもいじらしくて良い。
ラッキィスペシャルといい、ヤッホッホのだるまさんが転んだ振付といい、WESTは本当に「集団でかわいさを奏でる調和」が天才。振付師~おまえ~~~!!!!ありがと
ワルツ調に三拍子に変わるのも音楽的な遊び心を感じて、めくるめく展開。
連結!!!!!!汽車ポッポ!!!!勘弁してつかわさい!!!!容赦ないかわいさ攻撃だ。
ダメ押しの転調!!!この曲どこまで盛り上がるつもりだ。天井知らず!!
終わりそうで終わらないアウトロ!おとぎ話の締めに余韻のないメリーゴーランド!!
あっちもこっちもかわいい、
逃げ場のないかわいいの四面楚歌で
ときめきを感じる心のキャパが悲鳴。
プリティーさに疲れたらドラゴンドッグのむさくるしいロックサンドに駆け込めばいい。
武骨でWESTの男らしさを浴びることができる。
なんてよくできた両A面シングルなんだ。
プリンシパルメイキングは正直幸福ドラッグなので、もう言語化することができない。
一つだけ言えることは、妄想の100倍現実はエデンであるということだけだ。
完