さすがにアヒージョ

最愛の人が何人もいるタイプ

忘れたくないこと

彼氏と泊まった海の目の前の旅館


部屋からひたすら続く一面の海


部屋についてる露天風呂を熱く沸かしすぎたこと


入ろうとして熱くて二人で必死にかきまぜたこと


その時の彼氏の動きが献身的だったこと


少しした後つかったそれはすごくいい温度でとてつもなく気持ちよかったこと


星が見えたこと


素っ裸で二人で星を見たこと


波打ち際の誰かたちがする花火の声が聞こえたこと


一人でお湯に浸かって真っ暗な空を見上げてひとりぼっちの宇宙を感じたこと


彼氏がお風呂に帰ってきて、買ってきたミルクティーが冷たくて甘かったこと


いっしょに湯船でそれを回し飲みしたこと



全部ぜんぶ忘れたくない。