さすがにアヒージョ

最愛の人が何人もいるタイプ

SnowManのキッシンマイリップスを堪能する

シブヤノオト最高だった〜!

目黒くんかっこいい。

スタジオのラウールがプレートになっちゃってて、あ…キッズだったかわいい


▼これはMステの画像だが大興奮だった回

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キッシンマイリップスを開封した。


予約済みと勘違いするも思い込み、慌てて発売日前日に予約したいわくつきの一品。届いたときは達成感があった。嬉しい。



知らなかったけど特典で、

海外旅行のおみやげみたいなシールと、

ペラペラした大きなメニュー表が入ってた。

質感と大きさはメニュー表そのものだが、簡単なSnowManのプロフィール付きであった。


初めて知る情報はなかった。ビシッと決めたスーツに対して堅気では見かけない派手髪との組み合わせ、黒字の背景で大理石風な柄など、

そこはかとないホスト臭を感じる。


なべしょのシャツが布地なのに編まれていて不思議と凝ったデザインだった。



ちなみに、MVを見ると目黒くんのジャケットの後ろもなかなか変わっていることに気づく。

それどころか目黒くんはとても重そうなオカリナ()を首から下げている。今まで顔しか見てなかった。





avexは手厚い。DDが初めてのavexの買い物だった。

通常のMV、ディレクターズカット版、ダンス版、歌詞入り、それぞれのソロアングル、メイキングなどなど。

私は犬が苦手なので、キッシンマイリップスのダンスパフォーマンスに絞られたディレクターズカット版がありがたかった。

メイキングで岩本くんが犬に怯え切っていて、かつてないほど岩本くんに親しみを感じた。



せっかくなので全バージョン一頻り再生したが、実に10回近くキッシンマイリップスを聴いた。


キッシンマイリップスは初披露が半年くらい前だった気がする。発売前に散々聴いたし、番組でも披露し尽くされていた。だからいざ買っても新鮮味ないだろうなぁ、と思っていたけど、


新しい映像やジャケ写によって再び深く味わえた。特にジャケ写のデザインがかっこよかった。


好きなグループが洗練されたファッションに身を包んでいるのを見ると、彼らの素敵さにより自信が持てて誇らしくなる。ダサく見えないことは重要で「うちのグループはかっこいいし、大切にされてる!」と安心する。


DD、キッシンマイリップスと二作続いて洗練されているし、二作の違いがハッキリしていて良い。

スポーティーからのセクシーで、より大胆にファンの色めきを刺激してきましたね。


大人になってからデビューすると、あれこれ模索するよりも即刻結果が出せそうな路線にどんどん進むんだなと発見。


自軍のSexyZoneはこれまで作風含めかなり紆余曲折あったので、余計に違いを感じる。



中身の部分では、目黒くんの美しさ。

毎秒かっこよくて素直に沸く。


ソロアングルの目黒くんは、歓声を上げずにはいられない直接的なかっこよさ。


こうも色男だと感情が「かっこいい」に占拠される。


通常盤では「君の彼氏になりたい」が大好き。

すごい盛り上がる。


流しては即興インドダンスをしてる。

私が警戒心ないオープンなタイプだったら、TikTokにこのダンスを投稿してたと思う。


私はアイドルの曲にはコミカルさや少し「おや?」となるフックを重視しているので、この曲は満点。強めのEDM調ながらノリ方とサビの「無理無理無理やっぱ無理〜!」の音の響き、妙なインド風味のフィルハーモニー

「大好き。」とか「チューして」とか「帰さない」との過剰なセリフ入れも本当にありがとうございます。


やっぱり洗練され過ぎてるものより、アイドルにだけが表現できる、ぶっ飛んだ世界に光る真理を見出したいんですよ

特典のJOKERゲーム企画も見応えがあった。

ラウールの頭のキレ方が凄まじく、末恐ろしい。

ラウールの非凡な強キャラ感が一層増して素晴らしかったです。


そんな訳で、かなり満足なキッシンマイリップス活動期間でした。今後出るであろうアルバム楽しみ!

HiHiJetsに押し切られる

 

3月、コロナの緊急事態宣言が極まっていた頃、あのHappy LIVE with youがあった。

 

当時もハイハイに一番盛り上がった。ものすごいパワーだった。

 

腐るほど見返し、配信ライブの優勝はハイハイだと結論付けた。

 

そして見返し過ぎて、当然飽きた。

 

 

 

今日、久々にLIVE with youを見返した。

初披露のRunは今より青くて硬い。

SexyZoneの番が終わる。

 

 

ハイハイの番が始まる。

 

「みなさーーーーーーーん!!!!ハイハイジェッツでーーーーす!!!!」

 

声でかい。相変わらずHiHiJetのただならぬ始まり方は最高。

 

強制的な立ち上げ。否が応でも盛り上げるけたたましいイントロ。

 

サイバーな反乱が今始まる!

 

 

猪狩の怒涛の口上。

 

「みなさん!僕たちの歌詞!振り!歌割り!ぜんぶおb」

 

猪狩の振舞いは完璧。常に自分がどう見えるのか完璧に理解している。

 

自己の掌握ぶりが半端ではない。「猪狩」としての魅力を演じ切る一貫性。

 

はしみず意外ハイハイって皆声が大きい。

 

そしてハイハイの優勝を決した一瞬が到来した。

 

 

 

 

「ドウモ!!!!

 

HiHiJetsの作間龍斗です! 

 

 

皆さん!!!

 

俺の元気を……

 

あげます!

 

ピッピピピ~!!」

 

 

笑い崩れるゆうぴ猪狩はしもっちゃん。

 

この瞬間、ほんともう………

 

 

 

ハイハイは「絶対仲間に一杯食わせたろ!」というガッツがどこのグループより強い。

 

まずはグループ内を徹底的に沸かせる。

 

 

仲間のミラクルに刺激されてどんどん互いにヒートアップしていく。

 

どうだ俺はこんだけ上がってんぞお前はどうだ?ってパフォーマンスの応酬。

 

冒頭の猪狩まくしたてに、思わず笑かされているゆうぴーの姿、本当にぐっと来る。

 

心から仲間にウケて笑ってその波にためらわずに乗ってくハイハイ。

 

互いを信頼しているからこその煽り合い。ラップバトルの如し。

 

パフォーマンスする喜びに満ち溢れてるはしもっちゃんと作ちゃんの姿も嬉しい。

 

ハイハイはきらめきが激しくて眩しい。

 

ハイハイであることの誇りと矜持を感じる。

 

風のように駆け抜けて花火のように大きな音で光散らす。

 

輝き方が貪欲で、もはや獰猛なくらいだ。

 

セットリストも良くて、どの曲もハイハイに味方して追い風が吹いていた。

 

風を起こす、そして彼ら自身が吹き荒れる風。

 

ほんの一瞬を輝きつくす意地。

 

閃光の様に駆け抜ける。

 

 

 

押し切り押し切り押しまくるどストレートで熱い奇跡のようなライブだった。

打ち震えた~。

 

ハイハイの負けん気と反骨精神が伝わった。かわいくて生意気で無敵。

 

あとさ~今日の少クラのゆうぴ、急に大人っぽくなってた。

少年忍者の後に映ったからというだけじゃないと思う。

 

やっぱり私立系の箱入り息子系が好きだから美 少年かなとか抜かしてましたが、ハイハイはやっぱりこっちを向かせて来る。油断ならない。

読まない啓発本に励まされる

 

ジャニーズより西武の選手見てる時間の方が長い。

 

見慣れるって不思議。親近感が沸く段階を越えて、風景の一部へ。

造形への新鮮な感動はなくなる。

 

 

部屋に貼ってあるポスターも馴染み切って、かっこよさはもう感じない。

 

ウインクしているケンティーはかわいいばかりで、やっぱりもう昔の姿だ。

 

 

 

適度な見慣れが刺激になったこともある。

かつて与沢翼の「ぶち抜く力」という書籍の広告が電車に出ていた。

 

通勤で毎日見ているうちに「ぶち抜く力」というワードが染みついた。

 

会社について「ぶち抜く力」を考え、

 

仕事がノッてきたときに「ぶちぬく力」と思い、

 

テンパってるときも「ぶち抜く力」と心で再生された。

 

自信に満ち溢れた与沢翼の残像が脳裏に定着。

 

広告のたったワンショット、氏の姿が私を盛り立てた。

 

 

未だに彼が何で去万の富を築いたのかは知らない。

 

ただ激やせしたことと、奥さんが叶美香みたいなルックスの人であることは把握してる。

 

読まない啓発本に勇気づけられた日々。

 

ケンティーのかっこよさに沸いている時間よりも、

 

山川穂高の表情の愛くるしさに気を取られている時間の方が長い。

 

重岡くんについて思い出すよりも、外崎の今日の様子を眺める時間の方が長い。

ゆゆしきことだ。

 

今日は喜怒哀楽の重箱みたいな日だった。

極限が過ぎ去ると凪の状態が訪れる。

 

フル稼働していた神経が営業終了して露骨に眠気が襲う。

ドーナッツはパン屋のが一番。

 

電車すら私を揺さぶらないでほしい

 

電車に対してすら「私を揺さぶるな」とキレている。

 

 

帰りは荷物の重さに疲労を最終仕上げされ、周囲のもの全てに敵意が沸く。

 

聴きたい曲はダウンロードしてないから我慢。

 

一瞬ずつ小さなことにも没頭して明日への懸念を薄める。

 

 

 

CDの予約に苦戦したけど、レストランとか宿を探すのも骨が折れる。

 

嫌いではないんだけどね。

 

無数にある選択肢から私を満足させるものを見出せる奇跡に賭けてる。

 

しかし、途方もなく選択肢は尽きない。

 

どんなジャンルでも定評や世論は形成されている。

 

雰囲気の良い午後の飲茶といえばここ!とか。

 

すごい。

 

おのおの抜かりなく、知らないところでスタンダードが生まれている。

 

人々の界隈を横断する精通ぶりには恐れ入る。

 

行ってみるまで当たりはずれはわからないし、

ハズレも少なくないからこそグルメに熱を上げる人は多いし、

詳しい人は得意げなんだね。

 

 

話変わって、勝利くんて年々幼くなってる。

ひたすらにかわいいから戸惑う。

どうなってるの?

気を取られてもう思考はストップ。 

ジャニーズのCD予約すんのもう無理過ぎ

 

衝撃的なことにスノーマンの新曲予約できてなかった。

 

予約した手応えを抱えつつ、いつまでも発売せんなと思ってた。

 

「予約」でLINEのトーク検索したら「キッシンマイリップス予約した!」と友達に元気に報告してた。してないよ。

 

たぐれどたぐれど出てこぬメール、POP STEP?M girl?

古いよ履歴が。

 

「予約した」と確信していたのが怖い。

 

三形態のジャケ写見て満足したんだろうか。

 

ジャニーズのリリースってかなり前もって先に発表される。

 

実際の発売は遥か先に思えるから、ついあぐらをかく。

 

特典は後日発表だしまだいいか~。実際意識したことないけど、シールとかファイルとか謎の小さなカードとか。でも差しだされるものは全部享受したいの。

 

クレカ番号入れるダルさも敵。クレカ入力不要なアマゾンはポプステの配送遅延に激高させられたから、ジャニーズ関連では二度と使わない。

 

忘れたことにお金が引き落としてたり「発送完了しました。」メールが来たり。

 

え何が家に今届こうとしてるの?みたいな。

 

ライブもそうだし、配信もそうだし、目の前じゃないことに金払うの何かやんなってきた。

 

時差が。水にお金投げてるみたいで。ちゃぽーんて。なんも返ってこないよ。

 

 

返ってくるものもある。コロナでライブ中止、静かに払い戻しが。これだってうかうかしてたら期限まで残り30分で焦って申請したわ。

 

もうやだー先にプレミアムプランとかで多めに金払うからファンクラブ入ってるグループの発売物全部無条件に郵送してくれ~ 

 

 

そうなったらなったで疑問も生じそうだが。だって気に入ったものだけ買いたいのが本音。ファンだから仕方なく買ってあげる、みたいな情けを出す暇ないくらい問答無用でいいものを売ってほしい。

 

 

 

SexyZoneの新曲はさすがに全形態予約「完了」を見届けたわ。

 

こんなにジャニーズの予約に失敗してんの、やっぱケンティーから「俺だけ見てろよ」ってメッセージなのかも。SexyZoneの予約はあんまり失敗しないから。

 

ああでもanan来るね。GQも地元で売り切れてたね。なんなの?幻の至宝なの?そんなにこの町にケンティーのファンっているの?大人気じゃん?もう売り切れやだよ。なんで普通の雑誌に予約が必要なんだよ。

 

あー頼む。注文確定が遠い。

 

私たちの逢瀬は推奨されない

 

坂道。小さな男の子が雑誌を大事そうに抱きしめ下ってくる。

 

生真面目に一歩ずつ。坂にほどこされた無数の穴が彼を挑戦させる。

 

 

 

藤井風の非凡な才能は悪魔じみていると思う。

 

持てあます才能を奔放に発散する様が。

 

一方で歌詞や歌唱に現れる慈しみは天使じみてもいる。

 

少し高いところから世間を眺め、人の営みを見やる彼は神っぽくもある。

 

人を食っていながら人を愛している。

 

天使と悪魔は紙一重なのだと突如思い至る。

 

 

 

 

生始まりたてでもないのにようやく、人の気持ちを少し推し量れるようになった。

 

笑顔でも心は泣いていること。何か事情を抱えることと日常を同時進行していること。

 

しきりに思い出しては愛情があったことを噛みしめるもの。

 

言葉はその通りではないけど、口にすることを選んだこと自体がその真意なんだ。

 

 

 

電車は日常の煩雑さが凝縮された空間だから、皆目をそらしてる。

 

ただその空間に身を浸すことにどんどん耐性がなくなる。

 

人のお気に入りより自分だけの好めるものを見つけたい。

 

 

 

 

私の怒りを浄化するな。怒りで鋳造された棍棒でお前を殺す。

 

怒りが私を駆り立てる。怒りが生きてることを感じさせる。怒れるほどまだまだ私の魂は稼働中。

 

毎日のひとさじずつの苛立ちや、日々が続くことそれ自体が静かに私を打つ。

 

確実に鍛錬されて薄い刀が出来上がる。いわゆる逞しさというもの。時に鈍感とも呼ぶ。

 

麻痺せずいろいろ感じていたい。

 

 

祖母の戦争の記憶を残したい


祖母の戦争の記憶がかなり鮮明。

残しておく。


祖母は日本海側の生まれ。


88歳、「満州事変の年に生まれた」。


「あれはなんて変な時代だったんだろう。」


「戦争だけは絶対にやっちゃだめ。人と人が殺し合うんだから。」


隣県 福井に爆撃が落ちる様を家の前で目の当たりにした。


空は赤く染まり、戦闘機からミサイルが落下していくのを覚えている。


「戦争が終わった時のうれしさを一番覚えてる。

これで食べるのに困らないって。」


祖母は4人きょうだいの長女だった。


週に一度日曜日、米農家の親戚を訪ねる。

米を分けてもらうためだ。

リュックを担ぎ、4キロの道を歩む。


米と引き換えに母の着物を差し出す。

戦争が終わる頃には着物はすべてなくなった。


始発の電車で帰る。

警察に見つかれば米はすべて没収されてしまう。


おなかに巻いて忍ばせた。

帰宅し、一眠り。そして朝すぐに学校へ。


それが日常。


着るものにも不自由したとは。


「お古の制服をもらう。それでスカートのひだを全部ほどいて裏返しにするの。

裏の生地はきれいだから。全部縫った。」


靴も配給の対象だったが、

教員をしている父のツテもあり、ズックがもらえた。サイズの合う合わないは言っていられない。


普段ばきもなくなり、板を買ってきて下駄に。

それもなくなると藁を手に入れて、百姓出身の父が草履を編んだ。


「一番好きな叔父さんだった。

夏休みになるたび泊まりに来て、羊羹をいっぱいもってきてくれた」


そんな叔父は戦闘機で旅立ち、

戻ってきたのは桐箱に入ったワイシャツ一枚。




出撃前に脱いだワイシャツ。

くしゃっとした一枚はいつまでも居間の片隅に置かれていた。


本物に詳しかったから、帰省時には必ずボール紙で飛行機の模型をたくさん作ってくれた。


今でも羊羹を見るたびに思い出す叔父さん。

いい人だった。いっぱいの羊羹。


日本は絶対に勝つ。

そう教わってきた。

信じ込んでいた。



地図を見ればあんなに大きな国に敵いっこないことはわかるのに。



戦争を主導した当時の国上層部は本当に無知だった。


なぎなたで倒せっこないのに。


爆撃を逃れるために夕方になると家の明かりは忍ばねばならなかった。

黒いカーテンをかけ、電灯を蚊帳のようなもので煽っていた。


祖母からは何度も

「戦争が終わった時、本当にうれしかった。」

「あの時代は一体何だったんだろう。」

が繰り返された。


羊羹をたくさんくれた、最後にはワイシャツしか残らなかった叔父さんのことも、改めてまざまざと思い返されるようだった。


祖母は中学に入っても、高校に進んでも、その後の結婚や仕事生活においても戦争時代について深く顧みることはなかった。


しかし現在、ふと

あの時代は何だったんだろう。

と、色々が鮮明に蘇っている。


祖母にとり、今の時代が最も平和で心穏やかな時代であることは間違いない。


祖母の世代は戦争を12歳で経験し、高度経済成長期や昭和、平成を過ごし、今この令和を生きている。


その間に凄まじい変化があった。


想像するだけで、その激烈な変化に気が狂いそうだ。私には卒倒しそうな体験量。


(だって冷蔵庫すらなかった時代。庭に3mくらいの穴を掘り、野菜をしまっていた。)


祖母がこうして今の時代まで生きていてくれてよかった。

語られた戦争時代の日々は壮絶で、当事者の経験した痛ましさと時代の異常性は言葉を失う。


改めて、戦争は絶対にしてはいけない。

日常のすべてを奪い去られ、行動は死に直結し、生死の意味は喪失する。

個人の生活は一瞬にして戦況の進捗の1ページとして吹き飛ばされる。

祖母の目に移った戦火にはたくさんの普通の人々が苦しみ叫びながら飲まれていたはずだ。


祖母は「戦争は絶対にいけないことだとみんなに言いたい。それは自衛隊の人にも言いたいことだ。」と。


いかなる動機があっても、戦争はしない。させない。


切実な祖母の思い出を残したい。

そして改めて反戦への思いを持ち続けていく。