Butterが颯爽と現れた昨日。
あっという間にバンタンにジャックされた心。
Dynamiteの楽しさで私をひょいと攫ったバンタンが次に見せてくれた天井知らずの楽しさ。
俺らを知れて楽しかったでしょ?でももっとこれから楽しくなるから。
そう言ってくれてるみたい。
抑えたベースラインはしのび寄るジョングクの罠。
世界のハートを独占する前夜の忍び足。
かっこいい俺、ママに感謝だねと歌うテテ。
大スターが自らの魅力を重々承知と高らかに宣言してくれるあっぱれ感。
そんな貴方もかつてはベイビー、
ママの愛した息子であるという尊い事実。
あぁ、テヒョンの母上、本当にありがとうございます(五体投地)
勿体つけないButterはすぐサビ行く。
バーン!と心の蓋が飛んでいくのが見えるくらいButterのサビは楽しさ以外を蹴散らす。
どけどけバンタン様のお通りぞ。
君の心臓の左右、奪われてしまうらしい。
もうとっくに何個目かわからない。
ただ新しいハートを迎えるたびにもっとバンタンの新しいときめきを目一杯感じられるって特典。
何たる僥倖。
Dynamiteでは隠された最終兵器とばかりに終盤まで秘匿されたジンくんパートも、今回Butterはすぐにお出まし。
キュートさは今回非番、
グラマラス部門のジンくんの出番。
俺らのヒョンはやっぱボス。底知れない貫禄。
と思ったらキュートジンも健在
非番じゃねえじゃんキュートジン
どうなってるのこの落差は
変幻自在にも程がある。
このMV自体もそう。
モノクロで始まり、シックに攻めた服がスパイ映画のように不敵な色彩を与え、次の瞬間おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルなジャージの防弾少年たち。
世界中のハートを奪った不敵な怪盗たちから一転、
キュートでポップに体育館で踊る少年たちへ。
プレミアム一色ではなくかわいさや愛嬌まで引き連れて少年団を全うするバンタン。
アイドルとしての矜持を感じる。
(ごたごた言ってるけど見てる間はかわいいかわいいありがてえの一心だ。)
ユンギのラップ前の間奏、それぞれが遺憾なく自らの色を披露していて、いっぱい生きてるね皆…と、命の破片の眩しさに目を細める。
この間奏の音、なんだかスタジアムを感じる響きをしていて、盛大な花火がいつまでも止まない空を見ているようだ。
私がアメリカの学生だったらこの曲が鳴り響く卒業プロムで友達と恋人のように踊り、恋人とは友達みたいに冗談と笑いで弾けていた。
プロムって何か知らんけど。
ユンギのラップがバンタンの砕けない心を宣誓し、
引き継ぐナムがバンタンとアミを鼓舞する。
私たちアミはバンタンが活力、
日々何度も励まされてる。
彼らの自信の源に少しでもなれているとしたらこんなに嬉しいことはない。
私たちが同等になることはないけど、ナムの力強い断定に胸を打たれる。
そして再び、月へのお誘い。
さすがテヒョン、ひいてはBTSでっけえ。
あらゆる比喩を総動員しても足りないくらいいっぱいの胸の高鳴りをくれる。
もうラスサビではお気持ち限界盛り上がりなので、あぁ終わらないで…と願うのですが
我らがホソク様がしっかりと試合を締めに来てくださる。畳みかけるラップで今後も変わらず世界を虜にするつもり、王者として我々を楽しませてくれる気満々であることを宣言。
まだまだ付いて行っていいのね、、、!
Dynamiteで狼煙を上げたバンタン。
Butterでは素直な楽しさで世界をジャックした。
王者の自負をスターの茶目っ気でコーティングして、これからもっと何度でも私たちの心を盗む気だ。
BTSの放った明るい希望への招待が野心的なゴールドに輝き、やがて虹色の光で世界を包むだろう。