こんばんは。
またあの忌まわしき場所に行ってきた。
新しい走馬灯に出会えたのでお伝えします。
テテジンのアドベントカレンダーは巻末にて。
▼あらすじ
キ●タク似の医者とギャルの歯科衛生士で営まれる愉快な歯医者にて親知らずを抜いてはや11日。
日村→荒野の魔女→純粋な化け物→ポプテピピックを経てようやく顔の輪郭も戻り、シャバの空気を吸えるようになった私。
参考:
RMの走馬灯に支えられながら闘い抜いた地獄を超え、ついに「糸を抜く」日がやってきた…!
結論から言うと今はこのような状態。
壮絶な討ち死にを果たした。
遡り語らせてほしい。
本日の予定は親知らず跡の抜糸とお掃除。しかし正直なところ、何とかお掃除はすっぽかしたい。寒くなったことだし、街に出てロシア人か家森さんしか被らない帽子を買いに行きたいのだ。
▲この左の方
抜糸の予定は30分足らずと言ってたし♪とロシア帽で頭をいっぱいにしながら歯医者に向かう。
まもなくキムタクが姿を現し、「どうです痛みは?なくなりましたか?」と胡散臭いなりにうやうやしく様子を伺ってきた。
「(お前が手荒に工事したせいで1週間以上苦痛だったし何もできない日々ではあったが既にこの悪口は色々な人に既に吹聴したからスッキリしてるさ)はい!よくなりました!」かろうじて怨念※を噛み殺し、爽やかに答える。
※こいつは一度痛みが引かないと訴える私に「大学病院の紹介状を書いてあげる」と、ぬけぬけと曰うたのだ。大事になってんじゃねえか!あくまでも恩を売るスタイルにさすがに苦笑を隠せなかった。(そもそも初めて行った時から「口内炎、焼いてあげるよ」とオレ様を発揮したという前科がある。
静かな怒りが通じたのか今日のキムタクは余計なことを言わず、あっという間に糸を抜いてくれた。
ほっ。これでロシア帽を買いに行くか…
「じゃぁここで変わりますから。」
あっ
ダメだ……
ギャルのターンが始まってしまう。
「今日掃除もしていきますからね〜」的ワンクッションを期待していたが、気づけば部屋には担当のギャルが入室、あえなく椅子は高々と上げられており時すでに遅し。
「大きく口を開けて下さいね〜 水が出ますよ〜」
チュイーーーーーーーーーン
ビシャッッ!!!ビシャッッ!!!
チュイーーーーーーーーーンガガガガガガガ
ちょ待てよ!!!!!!!!!!!!!!
掃除もこんなモードなの?!!!!!!
痛い痛い!お痛みが!しかもなんかすげースプラッシュなんだが!?
でもこれたぶんやってる側からしたら「痛みビギナーズ編★1つ」程度なんだろうな。ここでお痛みしていたらキリがないし堪えろ!!!!そうだ何かまた厳しいことを思い浮かべるんだ。RMほどではないが厳しい存在を………
カッピ!!!!!!
※私はトゥバのカンテヒョンくんをカッピと呼んでいる。なぜなら彼はいつも目をかっぴらいているから。
来てくれたのね…
カッピの魂の熱唱ぶりを心の盾に今日はこの怒涛のチュインチュインを乗り越えていく。
チュイーーーーーーーーーン!!!!!!ズビビビッッ!!!!!!チュイーーーーーーーーーン!!!!ズビビビッッ!!!シュゴォオオ!!!!!
I know l love you!!!
チュイーーーーーーーーーン!!!!!!ズビビビッッ!!!!!!チュイーーーーーーーーーン!!!!ズビビビッッ!!!シュゴォオオ!!!!!
I know l love you!!!!
チュイーーーーーーーーーン!!!!!!ズビビビッッ!!!!!!チュイーーーーーーーーーン!!!!ズビビビッッ!!!シュゴォオオ!!!!!
あ、もう意識が
朦朧とする。
これはもう拷問だ。キムタクの悪口を吹聴したのがバレててわざと手荒にやってるのかギャルよ…
「はい じゃぁちょっと今度は歯からゴリゴリ音がしますよ〜」
ゴリゴリゴリ!!!!!!
ゴリッ!ガリゴリゴリゴリ
!?!?!?!?
何!?!?私の口で遺跡とか掘ってる!?!?
アンモナイトでも掘ってるんか?
やめて。私の口を発掘しても歯石しか出ないよ!!
心のスビンに従い、すみやかに挙手する。
「あ、沁みますか?楽にして下さい〜」
束の間の口閉じタイム。唇はしなび意識がクラクラする。
「はい、もうちょっと頑張って!大きく開けて下さいね〜」
ゴリゴリゴリゴリしゅぼぉっゴリゴリゴリゴリ
I'm a LOSER
ゴリゴリゴリゴリしゅぼぉっゴリゴリゴリゴリ
I'm a LOSER
てかLOSERって敗者じゃん歯医者だけに…と顎が緩み「もうちょっと頑張って開けられますか?」と即座に注意される。
ゴリゴリゴリゴリしゅぼぉっゴリゴリゴリゴリチュイーーーーーーーーーンシュバビビッッ!!!!ビシャシャシャシャシャワーーーー!!!!
痛い痛い痛い寒いすごい!あご痛い!音すごい!!!!!負けるな!!!!!
行けヨンジュン!
ハイウェイ!
ナゲェッ!
フライェ!
ゴリゴリゴリゴリしゅぼぉっゴリゴリゴリゴリチュイーーーーーーーーーンシュバビビッッ!!!!ビシャシャシャシャシャワーーーー!!!!
チュイーーーーーーーーーン!!!!!!ズビビビッッ!!!!!!チュイーーーーーーーーーン!!!!ズビビビッッ!!!シュゴォオオ!!!!!
もう私がカッピになっていた。
確信。こんな機械を使わなければ落とさない汚れに人類は手を出すべきではなかった。深淵には深淵なりの理由があり、歯肉の汚染よりこの工事ではるかに寿命が縮む。
寒い!痛い!辛い!
あまりのつらさに「ヒュニンカイおばさん」という謎のワードが浮かぶ。将来なるのかもしれない。
お言葉に甘えたが私はここまでだ
I'm a LOSER…
【完】
★テテジンのアドベントカレンダー32日目
「できないスケート」
人には得て不得手がある。
大切な人が目の前ですっ転ぶ時、あなたはどうしますか?
明日は「時代劇姿で大げんか」
私事ですが今日でBTSを好きになって一年が経ちました。
幸せです。いつもありがとう。