さすがにアヒージョ

最愛の人が何人もいるタイプ

テテジンのブラタモリ

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アナウンサー:タモリさん、今日はBTSですよ!


タモリ:知ってますよ。ダイナマイトでしょ?


アナウンサー:おっ 今日のテーマ 見てみましょう


…「ダイナマイトだけじゃない!BTSが世界を熱狂させる理由」


ということで。何でしょう?歌?ダンス?


??:こんにちは〜


アナウンサー&タモリ:!


草薙ナレーション:やってきたのはテテジンの学芸員ブロブサキさん。


ブロブサキ:タモリさん、今日はよろしくお願いします。


タモリ:テテジン…?ってなんですか、国の名前ですかねぇ 紅茶の名産地的な


アナウンサー:笑



ブロブサキ:はい。もはや国の名前と言っても差し支えないですが、実はこれ、BTSのあるメンバーの名前の組み合わせなんです。


タモリ:テテとジン?


ブロブサキ:仰る通りです。


アナウンサー:今日のテーマ「BTSが世界を熱狂させる理由」に関係があるんですよね。


草薙ナレーション:今日はあの世界的グループの知られざる熱狂の秘密に向かってブラブラしちゃいます。



♪ッチャーラチャッチャチャー♪


♪ハーロッ  ハロォ〜


っおっ元気〜〜♪

(井上陽水のオープニングテーマ)




ブロブサキ:テテとジンですが


タモリ:アダムとイブみたいな?


アナウンサー:笑


ブロブサキ:笑


まずはこの二人をお分かりいただくためにこちらの映像をご覧ください。

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タモリ:なんか肩が近いね。


ブロブサキ:よくお気づきで。このままご覧ください。

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アナウンサー:あっ!!!!!肩を抱いてしまいましたよ!


タモリ: この二人は何か感極まってるのかな?


ブロブサキ:えぇ、それが特に…。日常なんです。所謂これが「テテジン」です。


タモリ:左の子が積極的だね。


ブロブサキ:仰る通りです。こちらの左のメンバーがテテです。


アナウンサー:テテジン、のテテの部分の方ですね。


タモリ:これ、メンバー全員がこうしてるわけではないんだね。


ブロブサキ:仰る通りです。一見全員が感極まったフィナーレなのかな?と思うのですが、他のメンバーは特に平常心なんですよ。


タモリ:これ、なんか手前の人がオロオロしてるけど?


ブロブサキ:!?よくお気づきで!!!!

こちらはリーダーのRMさんです。


タモリ:彼はやけに慌ててるねぇ。


アナウンサー:目が泳いでますね…


ブロブサキ:はい。諸説ありますが、度の超えたテテジンは他メンバーとの調和を乱す場合もあると言われております。

彼は最前線に立ち、テテジンの発生を未然に防ぐ役目を持っているんです。


タモリ:目付役ってこと?


ブロブサキ:仰る通りです。

しかしそれは表向きで、右の方にいらっしゃるJホープさんこそが真の見張り役と言えます。


タモリ:どうもさっきの彼より怖い顔してるね。


ブロブサキ:そうなんです。彼は朗らかなメンバーなのですが、テテジンの発生時には何故か笑顔が消えますね。


タモリ: あぁ、彼が怒るからさっきの子が慌ててるんだね。


ブロブサキ: はい、もう正に仰る通りです。


草薙ナレーション:

何故彼は怒るのか?最新の研究では主に二つに大別されるそう。

①「かわいいテテに近づきやがってこのソクジンが」

テテ父親目線としてのJホープの怒り


②「ワールドワイド活動中にいちゃこらしてんじゃねえぞこのバカップルが」という憤り



タモリ:②な気がするけどね。


ブロブサキ:はい。ただ①の線も否定できません。

Jホープさんはテテと二人で接する時は非常に笑顔で接してます。テテも兄のように彼を慕って甘えてますからね。


タモリ:俺のかわいい弟分に手を出すなと。


ブロブサキ:はい。この人間模様がBTSの醍醐味です。


タモリ:なんかすごいことになってきたね。


アナウンサー:笑


ブロブサキ:本日はテテジンについてご覧いただきましたが、タモリさんいかがでしたか。


タモリ:ダイナマイトを一回もまだ聴いてないけど笑

いつもテテじゃない方の子が嫌がらないんだね。

この子がよく受け入れてると思うよ。


ブロブサキ:またまた鋭い…!

そうなんです。

テテジンの命運はジンくんが握ってると言っても過言ではないんですよ!!!


タモリ:そうそうジンね。


ブロブサキ:テテジンの基本スタイルは気ままな感性派の歳下テテからの唐突なアタック、

そして歳上ジンの徹底した受け止めにあります。


タモリ:それで生まれるのがテテジンね。

ジンからは行かないの?


ブロブサキ:!!?鋭いご指摘です…

昨年末からテテジンには大きな変化が起きていまして、それは今仰られた「ジンからのアプローチの増加」です。


アナウンサー:逆パターンですね。


ブロブサキ:はい。

ただ一つテテジン研究界でも争点となっているのが、逆パターンについてです。


テテの唐突なスキンシップはもはや日常で、彼の幼さゆえの自由気ままな行動と取れます。

ですが逆パターンの時のジンはいつになく心ここに在らずの様子です。テテはまるであやすようにそれを受け入れてます。

これは所謂テテジンの「幼さのシェア 無防備の共有」ですね。


アナウンサー:立ち上がってらっしゃる…笑


ブロブサキ:失礼しました。取り乱しました。

とにかく、気になるのはテテは自分のペースを保ったままテテジンするのに対し、ジンから来た時は明らかにその温度感が変わることなんです。


草薙ナレーション:

走れバンタンの放送に備えて帰宅するブロブサキさんとはここでお別れ。

BTSの人気の秘密には、人間模様の不思議にあるようです。



アナウンサー:タモリさん、今日のテーマには辿り着きましたか?


タモリ:なんだかすごいってことはよくわかったよ。

テテジン、覚えました。


エンディング:井上陽水「瞬き」