あけましておめでとうございます。
ある無茶な遠征をした日、疲れ果てて入ったサイゼリアにておもむろに「テテ 美しい」と検索。その画像を肴に赤ワインを楽しんだことからテテにハマったのが私の弟です。
閑話休題。
お正月だし、とそれ以外に理由もなくここ五日間ほどBTSを見ずに過ごしていた。曲はほとんど聴かず、映像や情報は一切見ず。言うなればBTS断ち。お正月だから。
今日久々にもういいか…と電車で聴き始めた。
今、会いに行きます。
雪降る中再生したCrystal Snow。
テテ:愛する温度が溶け出すメロディー
ジン:確かな温もりよ 永遠に続け
テテジンの歌声リレーがあるじゃないか…!
繊細な青年のため息じみたテテの歌声から、さんざめく光で白銀の世界を照らすようなジンくんの歌声へ。テテとジンが繋ぐ歌声のバトン。テテの低い声とジンくんの清らかな高音が耳の中で合流する瞬間は初日の出よりも感動的だ。
帰宅し映像も解禁した。先日のライブのDynamiteからButterへ至る繋ぎ。スタジアムに鳴り響く華やかで金色な音色と、盛り上がる会場の空気を思いきりかき混ぜ踊るバンタンの姿にときめいた。
一度BTSの喜びを思い出した脳は止まらず。堰を切ったように次々とお気に入りのパフォーマンスを再生。
▲マイ御本尊テテ
私の御本尊「金髪オールバック&ベスト着用テテ」を堪能できるcityシリーズAnpanmanやジミーファロンショーIDOLを連続再生。
恍惚→合掌→降参しつつもタイニーデスクのSave meを再生。この時はまだ御本尊テテを拝みたい一心であった。
▲至宝・ナルシスト美形
このシュガは夏木マリっぽいとかチョン兄弟はオレンジでおそろいだなとかジミンはメジャーを肩にかけてるのかなどと気を散らす。来たるテテ肩ジンに備えた防衛策である。
▲採寸も対応可のジミン
そして運命の瞬間。朗々と歌い上げたテテは隣で歌い始めるジンくんの肩を抱いた。
▲何回見ても込み上げる瞬間
突如隣で見ていた母が一言。
「どっちが年上かわからないわねぇ。いとおしそうに見つめるもんだから」
激しく不意打ちを喰らう。もう発電に協力したほうがいいんじゃないかというほど瞬間的に体温が上がった。「いとおしそうに見つめるもんだから」もう結婚して…(彼らが)
マグマのように発汗しつつ異常な口角で見ていると、調子に乗って二番でもテテは行動に出ていた。バルスが如くジンの手を取りサビを歌う。
滅亡する我。
▲私有化テテ
しかしこんなもんは陽動に過ぎない。むしろ本命は足元である。二人の靴が遠慮がちに触れ合っている。別に隣なんだから動いていてぶつかるのは当然と思うかもしれないが全体で見るとおかしいのだジンくんが右足をそんなにテテ側に寄せる必要はないはずだこれはテテジン足元の密かなたわむれです!!!!!!!!!!!!
秒単位で検証したところ、以下流れだった。
▲先入観をなくすために足元だけにした
0,そもそも二人だけ近い。そのため手を取り合って歌った時すでにテテの左足とジン右足は触れるか触れないかの距離。※他のメンバーは足はぶつかっていない。
▲足がつかないと声がでにくそうだ
1,テテの左足、ジンくんの右足の後ろ側へ回り込みかかとにタッチ。明らかに一瞬くいっ!と思い切っている。
2,それに答えるようにジンの右足、テテ左足にこつんとタッチを返す。
本能といたずら心のまま行動するテテと、それを受け入れなだめるようなジンくんのさりげない返し。結果的にひどい親密さを醸している。
※私は断固として「単に足がぶつかってるだけだよ」などという正論は却下する。趣味において冷静さは無用の長物。
新年早々感極まってしまった。しかしこの興奮はやはりテテジンを置いて他にないと確信した。危うく憤死するところだった。
そしてお腹がぺこぺこな時に食べるものが格別においしく感じるように、数日間のBTS断ち後の彼らのパフォーマンス姿は脳髄が痺れるほどの喜びとときめきだった。この高揚感を味わえるならBTSの摂取は週末のみに絞り、平日は禁欲の日々を過ごすのもありかなと思った。(言うだけならタダ。)所詮ストレスなんて趣味娯楽のための調味料に過ぎないのだ。
★おまけ
「テテ 美しい」の検索結果